オリジナルシナリオ「鼠小僧はどこだ」
鼠小僧はどこだ
１．真相
とある晩に偶然化け物は遭遇してしまった鼠小僧を発狂して自害させてしまい、鼠小僧がかくまっていた子供を守ることにした妖は本物の鼠小僧を焼き、鼠小僧の真似をすることにした
あなたの大事なものを盗んでしまったのはただの間違い。言えば普通に返してくれます
２.導入
時は徳川が世を収める江戸時代
最近巷を賑わしている金持ちだけを狙う義賊「鼠小僧」、城主は報奨金をだして鼠小僧を捕まえよ！とお触書を出す。
それを見たあなたたちはそれを関係ないことだと思う人もいるだろう捕まえようと躍起になる人もいるだろう。
そんなある日、あなたの大事なものが鼠小僧に盗まれてしまった。
あなたたちは自分の大切なものを取り返すべく動き出した。
３.シナリオ説明
あなたが住む城下町 描写「君たちが住む町は活気にあふれている、多くの人通りがあり呼びかけの声が今日も快晴の空に響く」
町の人（情報屋）に聞きこみ ※怪しい格好の場合は「説得」か「交渉技能」
とある悪徳商人（芥田権兵衛）の存在を教えてもらえる、きっと今宵の狙いは彼ではないかと噂する
お触書の詳細を見る
『最近盗みを働く子悪党「鼠小僧」を捕まえたもの、金１００両 城主 殿又 』
裏を見る（目星をする）と怪しいのはとある悪徳商人（芥田権兵衛）ではないかと立札を立てた誰かの見解が書かれている
お城に行く ※殿様は大名との会合で城を留守にしている
門番に「殿は現在忙しい、早々に立ち去れ」と止められてここで交渉技能に成功すると耳打ちでとある悪徳商人（芥田権兵衛）を今宵狙うのではないかと教えてくれる
などなど行動すると、とある悪徳商人が今宵狙われるという情報を得る
ここで何とかして屋敷に行くように誘導しよう！殿様を見つけても意味はない
とある悪徳商人の屋敷 描写「立派な佇まいの豪華の限りを尽くした屋敷である、近くにはまばらに人が存在する」
周りの人に話を聞くとあなたたちと同じように鼠小僧を捕まえに来た人たちで
その中にはあなたたちと同じように大事なものを盗まれた人もいるみたいだ
ここであなたたちは合流するようにKPは誘導する、盗みはどうやら夜に行われているので協力して準備をしてもいいだろう
そして人通りもなくなるほどの夜中にそれは現れる（ここで強制「目星」をする）
その姿はお触書にあったとおり灰色の衣を纏った若い男性で塀の上に立ってるのを発見する
ここで物を投げるなどの攻撃手段や話をかけたとしても自動失敗してしまい屋敷の中に入っていく
（ここで主の部屋に残った探索者は名状しがたい怪物の姿を見てしまい、SANチェック（１D10/１D１００）
発狂してしまった場合は、自動的に持っている刀かもしくは部屋にある小刀で自らの腹を掻っ切る
ロストしたくない場合はここで「POW＊５」で判定し、成功すればほかの探索者が来るまで何とか耐えたということで処理する）
追いかけると男の呻く声が聞こえて肥えた男の腹から大量出血した死体を発見することだろうSANチェック（0/1）
（目星で男が狂った笑顔を浮かべていることから何らかの理由で発狂してしまったことがわかる
「医学、生物学」で自ら腹を掻っ切ったことがわかる）
鼠小僧はどこだと思って庭の方を見ると月に照らされたその姿を見るだろう
男の後ろから伸びる怪しげな触手というべきものを、それを見てSANチェック（1/1D3）
その怪しげな魅力にあなたたちは目を離せずにいるとどこからか屋敷に火の手が上がる
ここで火の手から逃げる、または火消しに参加するのもアリです
（火消しを手伝った場合は周りの喧騒から最近同じような火災があったことを知ることができる）
そしてなんだかんだ火が消えるとあなたたちはすっかり日も暮れていることから各々の家に帰ることだろう
（行動する場合は一回のみ、しかもPOW*4に成功時のみ動ける
動ける範囲として深夜ということで人と会うことはできない）
あくる日、殿又から直々にあなたたちから話が聞きたいと使いの者が告げに来る
それにのるかのらないかは自由、のらない場合はここから調査に入れる
【殿又のお城】 描写『荘厳なそびえ立つ石の壁とも言われるお城である、朝日に照らされた灰色のそれは黄金色に輝いているように見えた』
門番にも名前を伝えると通してくれる。そして案内の男の人に連れられ殿の前に
殿から得られるのは禁書である巻物できっとあいつは先祖代々伝わる危険な妖であると告げられる
「交渉技能成功後図書館に成功して」詳しく読める（妖の詳しい情報で火炎を操るらしいことがわかる）
どうかその妖を退治してくれとまたは寝床を見つけてくれと依頼されるだろう
言い値で払う、断ったらわかってるであろうなとどこから現れたのか侍が現れ刀をちらつかせた
ここから調査開始
【大衆食堂】 情報
最近町から離れた小屋から不思議な音がするらしい、鼠小僧は多くの身寄りのない子供をかくまっているらしい、あと町はずれの野原でぼや騒ぎがあったらしいことがわかる
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【道場】
「日本刀」技能を取得できる（技能１０足す）＆師匠（日本刀技能 ９０ ｄｂ ＋１D4）をつれていける
試合をする場合はダメージが大きいほうが勝ちということで
「幸運 -５０」に成功するとここには子供の見習いが最近入ってきて、灰色の兄ちゃんがいきなり別人になったようで怖くて逃げたことを思い出す
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【遊郭】
恰幅のいいおじさまに言い寄る「APP＊３」に成功すると殺された悪徳商人は最近夜寝れないといっていたらしい
（もし遊郭で働いてる探索者ならAPP*5でロールしてもよい）
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【小さな教会】
路地裏にひっそりとたたずむ教会、所々壊れている様子が見える
悪魔はあまり人里を好まないだろう、きっと悪魔は人の真似をしているのではないかと神父は告げる
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【寺子屋】
最近入ってきたこの中で灰色の兄ちゃんがいきなり別人になったようで怖くて逃げたことを涙ながらに話す
一人女の子を小屋に取り残してしまったことを話す
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【小屋】 描写 『今にも風に飛ばされてしまいそうなほど寂れた小屋である』
入ると鼠小僧の後ろに隠れて小さな女の子がこっちを見ている
そして「目星」に成功するとあなたたちの大事なものは小屋の中に存在している
ここで選択を迫られる、妖を殺すか妖を許して匿うか
ちなみに妖は一部だけ傷つけても、元に戻ることができる
妖はまた人を無意味に殺してしまったこと関係ない人のものを盗んでしまったことに罪悪感を感じているらしく、あなたたちの言葉なら素直に聞いてくれるだろう
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☆ 殺すという選択をした場合 殺すと小さな女の子は泣き叫び、そこから動こうとしない。なんとか離れさせようとすると「この人殺し」と睨まれてしまう
殿からお金をもらうもあなたたちはその罪悪感にずっとさいなまれながらまた日常に戻っていくことだろう
シナリオクリア ノーマルエンド
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殺さないとどうやって隠蔽するかの選択を迫られる
別の死体を鼠小僧と偽る→殿又は妖術師を雇っており、「陰陽道」 ８０を振る、成功してしまうと偽物であることがわかり、君たちは問い詰められる （交渉技能ー２０を振る、またはロール）
ダメだった場合、打ち首となりロスト
鼠小僧の一部を切り取り、殿又に渡す→討伐したとして報奨金をもらえる
鼠小僧はこれからも活動することだろう、義賊として市民に好かれる存在になりそれを横目にあなたたちはまた日常に戻っていく
シナリオクリア グッドエンド SAN回復 1D4
